アセテート

hiyocom2010-01-26

今日は、3月にwinds measure recordingsからリリースされる7”「Brand New Fossil(新しい化石という意味)」のマスタリングでした。その場で、テスト用のレコードをつくってもらえるスタジオで作業。マスタリングの卓が1970年代のもので、昔のSFのコクピットっぽかった。レコードをつくる機械に、溝をチェックする用の顕微鏡がついてたのが驚きでした。
このリリースは、12kとかから出てるアルバムと違って、シュガーコーティング0%なので、うっかり間違えて買っちゃうとびっくりかも。苺大福かと思ったらとんがらし入りだった!みたいな。(あ、そこまで辛口じゃないかも。イチゴじゃなくて牛蒡だった、ぐらいかも。)A面は鉱石ラジオで拾った音のプランダーフォニックノイズドローンと不良品レコードみたいな音、B面は季節外れのコニーアイランドと風がうなってる音のフィールドレコーディングという内容です。鉱石ラジオの破片いり限定エディションも20セットぐらいつくる予定。限定盤も通常盤(は180部ぐらい)もジャケットは活版印刷です。便乗して、活版印刷でポスターもつくってもらえて嬉しや。
そういえば大学生のとき、カセットのプチプチノイズでつくった曲を、カセットテープにいれて提出したら、先生に「何も録音されてません」と返されました。ちなみにマイ師匠のクリスの授業ではないです。なつかしい若かりし日。