ハワイから戻ってきました!

今朝、ハワイから戻ってきました。ハワイは異常気象でニューヨークより寒くて曇り空。。!さらにアメリカなのに、日本から行く方が近い。。。!
でも、誰もいないサンセットビーチで野生の海亀8匹をみたり、クジラの親子を100mぐらいの近さでみたり(クジラのまわりの水は、映画で怪物が海の中からでてくるシーンみたいにうごめいてるの)、イルカがジャンプするのを5mぐらいの距離で見たり、泳ぐのが遅すぎてイルカに逃げられたりしました。泳ぎながらエイも見た。山の中で、夕立が森にやってきて去っていく音を聴いたり。(森の音、大好き。でも、ハイキングは苦手。都会人ギーク。。)ホテルの部屋が、山側だったのだけど最上階にしてもらえて、夜景や夕日がすごくきれいでした。
船の中で、一番最初にイルカを発見したよ!キャプテンとハイタッチ。はじめはどこも同じに見える海も、なれてくるといろんな表情があるの。森や海という自然環境は私の日常となじみないものだけど、10年以上フィールドレコーディングをやってて環境(街まるごと、とか。その土地を構成している建築、地形、植生、気候、人々の暮らし、人口などなどが織りなしている空気感?脈動?音+α?)を体でキャッチするくせがついてるからか、一度こつをつかんだら水の動きや空気の動きの流れがすごくリアルに体にせまってきた。
でも、水の中で、海の中の音世界を体で直感的に感じ取るには、もっといっぱい経験と知識がいるなーと思った。あと、釣りみたいに粘りが必要な気がした。音釣り。今はまだ火星に地図なし&軽装備でおりたっちゃったような状態だと思った。イルカやクジラを見に行ったときのガイドさんが海洋生物学部を卒業した人で、海の生き物の話をいろいろ聴けてよかった。
海の上で水平線を見ながら、いつか地球1個まるまるっと感じることができるようになりたいな、宇宙まるまるも感じたい、と思ったりしました。富士山や東京タワーの大きさや環境は想像できても、まだ、地球や宇宙の大きさやそこでおきている様々なダイナミズムって体でうまくリアルに感じられないや。
行く前のバカンスなイメージと違い、体育会系サバイバル(=朝5時起き→山登りや遠泳。。。)な日々で、現地の人達を見て、人間って丈夫だなあ、私ってひ弱だなあ、と思ったり。私の外見は(日系人じゃなくて)日本人なのに、英語をしゃべるので、みんなびっくりしてました、というのもおもしろい経験だった。移民とアメリカンジャパニーズとハワイの歴史を色々きけたのもよかった。どうしてLAやSFやハワイの日系関係の場所に行くと、ニューヨークにはないなんだか影のようなものを感じるのかわかった気がした。