MCDC

マースカニングハムの新作「Nearly Ninety」を見てきました。タイトル通り、マースカニングハムの90歳のお誕生日記念につくられた作品です。音楽は、小杉さんとSonic Youth、 John Paul Jones(レッドツェッペリンのギターだった人。)Sonic Youthめちゃくちゃかっこよかった!小杉さんの輪ゴムとねじのソロもいい味出してた。キム・ゴードンがギターフィードバックぎゅんぎゅんうならせてる前で、ダンサーが踊ってるのはシュールでよかった。マースカニングハムダンスカンパニー=MCDCなんだけど、MC/DCって感じだった。(カンパニーの古いトランクには、AC/DC風のロゴでMC/DCって書いてあるらしい。)
こんな感じの3階建ての舞台装置(光ったり動いたりする)に音楽チームはのってて。途中で音が急にやんで屈強な男達20人がでてきたと思ったら、舞台装置をぐるりとまわして男達が去っていったりとか。(その間もダンスは続いてて。チャンスオペレーションですね。)
マースカニングハムのナラティブもなくてチャンスオペレーションでできてる作品を、こういう風に味付けできるんだ、と大変楽しめました。観客総立ちスタンディングオペレーションで、「ハッピーバースデー」って言ってる人もいたよ。
私も90歳のお誕生日には何かがつんとやりたいなあ。回り舞台!?