アーティストトークをしたよ

今日はHARVESTWORKSでアーティストトークの日でした。Golan LevinとZachary LiebermanのMessa di Voceが同じ時間帯にあったから、お客さん少ないだろうなー、と思ってたら、満席でびっくりした。さらに、お客さんが熱心に私のトーク(今日は日本のサウンドスケープについて駆け足で紹介)を聴いてて、それもびっくりした。HARVESTWORKSの高校生向け講座の影響か、高校生っぽいお客さんもちらほら。高校生(たぶん)の目がきらきらだったよ。
今日のアーティストトークを含め、6月まで毎月、いつものお客さん層とはちょっと違ったコンテクストの場所でライブがあって、絶対おもしろいものになるという確信と自信がある一方、知らないうちにストレスだったり不安だったりという部分もあるような気がする。全部、英語(というよりアメリカの歴史と文化を前提として)のコミュニケーションだからというのもあるかも。
でもそれは、私が、予想がつく安全圏の中でのことではなくて、リスクが少々あっても領域を広げよう、とか、例えそれが小さなコミュニティの中でのほんの些細なことであっても、まだ見ぬ地平を提供しよう、とかいうことを指向試行思考するからなんだろうな。
ITPとか12kとかAnticipateとか、私はやさしいみんなに守られてぬくぬくしてるな、と思ったりした。耳がモコモコしてるアーティスト(=パンダ or 宇宙人)だからって甘えてることがいっぱいあるんだろうな、と思った。もっともっとぐんぐん成長しないと、私の頭の中にある世界を実現するのにおいつかないよ。