カナダ その2

hiyocom2008-10-24

圭一さんとサナエちゃんが日本に帰ってしまったので、テイラーとウィンペグの川沿いを散歩したり、江戸平で今日もお寿司と揚げ出し豆腐を食べたり、天気雨が何回もふったり、虹をみたり。ウィンペグの街の空っぽで不思議な静けさは、アトムエゴイヤンの映画のようでした。
今日はフェスティバル最終日。パンソニックのイルポの演奏が、アナログオシレーターなのに、コンピューターの一般的なノイズ演奏家よりずっと明晰な音&アナログならではの周波数体感で、あー私この人の演奏すごく好き、と思いました。緑色のケースのオシレーターも素敵。
ライブが終わった後、フェスティバルの打ち上げパーティで、イルポ、Dirk Dresselhaus (Schneider TM)、Oren AmbarchiがロックなDJをやって、テイラーがボンゴをたたきだしたりとか、エリック(Mutekやトランスメディアーレなどのキュレーター)が狂ったかのように踊ってたりとか、私が30秒ハードコアの曲が流れたとたん衝動的に飛び跳ねちゃったりとか。DJも曲はロック中心でしたが、ディストーションがやたらかかりまくってたり、つなぎ方やミックスぐあいがありえない感じだったり、今日の3人のライブの延長みたいな感じでもありました。針がふりきれてる人たちのパーティは心置きなく楽しめますね、と3時過ぎまで盛り上がり、翌朝7時起きでニューヨークへ。