back from OFFF Lisbon 2008

hiyocom2008-05-11

あっという間の4日間。

OFFFはコアなスタッフの中には兄弟や姉妹揃って働いてる人も多くて、規模や業界に対する影響力のわりにバックステージではアットホーム感を強く感じました。アーティストとの関係もフラットであたたかくて、でもそれが馴れ合いにはけっしてならないで、ちゃんと締めるところは締めるという感じでやりやすかった。いいバイブ。2001年にフラッシュアニメのイベントとしてスタートしたそうなのだけど、ちょうど業界やアーティストの成長とフェスティバルの成長がいい感じでリンクしたのかなと思ったり。

この人(パフダディのクリップ?の仕事のときに音楽が気に入らなくて勝手に音をいじった?らしい)とかこの人(「寝るときにいい音楽しらない?」って言われて私のCDをおすすめしてみたら、humをもってることが判明!)とか、新しい知り合いができたのもよかった。なんかつながっていくといいなあ。

OFFFは音楽ではなくてデザインのフェスティバルなので、出演者はクリエイティブ職かつ世界中の大企業相手にビジネスもきっちりな一匹狼が多し。かーなーりー壊れててクレイジーなのに、ビジネスモードになると顔つきがかわってビジネストークをしっかりきっちり。その影響で、フェスティバル側もお金と時間管理に関してしっかりしてたのはいいことだなと思います。ラテンの国なのに時間ぴったりにはじまるという信じられないことが実行されてました。

かーなーりー針がふりきれてて、マスを相手に独自のやり方で成功した経験があるから自信満々度がたまに鼻につくのだけど(血気さかんな若大将)、世界規模な財界&カルチャーの大きな流れをベースにした独特の視点をもつ人たちと、オフラインのりでお話できたのは楽しかったです。真剣モードのときの入り込み方が非常に深くて、何かを見つけると一瞬できりかわる瞬発力も気持ちよかった。インスピレーションをもらったよ。ま、私はいつもながらがっつくこともなく、世の中いろんな人がいるなあ、と冷静に楽しく人間ウォッチングをしてたのですが。もらった名刺も、お肌つるつるの若者なのに「CEO」とかで(従業員1人らしいけど)、私も名刺にCEOとか書かなきゃだ笑と思いました。