リスボン その1

7つの丘のある街、リスボン。ヨーロッパなのだけど、イスラムやジューイッシュの影響の強い建築物。建ってから数百年以上建っている建物でできたラビリンス。急な坂道と細い石畳の路地裏に、昔からのお店と空き家とおしゃれなお店がひしめきあってる。グラフィティだらけの壁。ぼそぼそ何やらつぶやいてるジャンキー。10年ぐらい前のイーストビレッジはこんな感じだったのかしらと思ったり。坂や細い路地や石畳はないけどね。
一日中何もしないで道に座り込んでる人。50セントのコーヒー片手にトランプしてるカップル。買い物帰りにビール(2杯目)を飲んでるおばあちゃん。たばこは巻きたばこ多し。私の泊まってるエリアのレストランや若者向けのお店は夕方まで閉まってて、そのかわり夜中の12時過ぎまでやってる。水曜日の午前3時を過ぎても、大騒ぎが続いてる街角。
去年までニューヨークに住んでたmargaridaの演奏を聴いた。manuel motaとのデュオ。音がのびのびしててほっこりする。街をうろうろしてたらanananaのお店をみつけた。grain of soundsのnunoくんと初対面、sirrのpauloにも会う予定。50枚ぐらいしかレコードを置いてないんだけど、お店のDJががしがしいい音かけてる(数ブロック先まできこえます)レコード屋さん。ポルトガルはいろいろおもしろいアーティストがいるみたい。
不思議な静けさとけだるさのただよう南ヨーロッパの街。