デュッセルドルフ

ドイツに入国。

今回のベニュー、salon des amateurs という名前から、スクワットビルの一角の荒れたスペースを勝手に想像してたのですが、タクシーがとまったのは、東京でいうと東京都現代美術館のような立派な美術館の前。一番最初に目に飛び込んだのは杉本博展の大きなポスター。おかしい、絶対住所が間違ってる!と思ったのですが、美術館のスペースの一角で独自運営しているカフェバーだったのでした。

美術館関連なのでサウンドアート中心ということはまったくなくて、先週はakiko kiyamaがプレイ、9月にはマイケルナイマンやHauschka出演のイベントあり、現在OOIOOからブッキングの問い合わせがきてるという振り幅の大きなチョイスのvenue。さらに音楽イベントだけでなくて映画上映会やアーティストトークもやってるそうです。

私が到着したときには、リッチーホーティンヘアー(ドイツでは一般的な髪型なのかただのファンなのか不明)の男の子が働いてて、いい感じにBPM遅めで重い電子音楽をかけてました。エレクトロニカじゃなくて、ドイツ電子音楽クラフトワーク+ノイ+ジャーマンテクノをくぐって来たジャンル不明の音。カフェもおしゃれカフェというよりは、常連さんが新聞読んでたりする名古屋の喫茶店的のりがあって、ここちいいわあ。

ちなみに、今回のオーガナイザー兼店長?のdetlefは、90年代半ばに Kreidlerというバンドとして活躍(ハノイのディスコで集客800人とか)してたそうです。