テクテクテクノ

hiyocom2007-02-13

さて、3枚目のアルバムはこんなレーベルからリリースなのですが、「ミニマルテクノ?っていうかfound house&slowmotion technoっていうらしい。」とみんなに報告してみたら、NONVISUALOBJECTSなRichard Garet(ミニマルな音だけど、本人はがっちりした体型のラテン系)に「さわこ、ミニマルテクノが何かわかってるのか?チルだぞ、チル」(いや、説明全然わかんないよ笑)と言われ、david lastには「。。。まさかテクノつくる気じゃないでしょ?」と言われ、あげくのはてにezekielにも「君は君のままでいいんだ(きっと瞳はキラキラ)」と言われました。。。みんな期待してくれてありがとう涙。ここまで言われたら、やるしかないっす泣。

そんなわけで、ezekiel honigのニューレーベル、ANTICIPATE第一弾は、Mark Templetonの「Standing on a Hummingbird」。ビートやメロディがきっちりあるわけでないのに、バンジョーアコーディオンという楽器の切ない音色のせいか、青春ロードムービーのように胸がぎゅっとなる空気がいっぱいつまってます。(ちなみに本人はdomoticミーツgreg davisのようなほんわか眼鏡さんです。)

ezekielの音と彼の好きな音はみんな、硬派なのに胸きゅん!というのがレーベル決めた理由です。(あと、マイスペースの影響を受けた音楽欄が「everyday life」だったから。)今までのリリースは全部何年も友達だった人のレーベルからだったので、はじめオファーをもらったときはちょっと不安&ここだけの話、初めて会ったときはセンター街にいるチーマーみたいで怖い!と思ったんですが笑、よく働くし気が利くしいい耳してるしすごく信頼してます。

スイートなだけのエレクトロニカとはひと味違う、ビターで切ない都会の情景。post mille plateaux世代のエレクトロアコースティックは、コンピューターの中と外を、様々なコンテクストの間を、世界中にちらばってる無数のリンクの間を、気負いなく自由に生き生きと飛び回るのかな、って思ったり。 ちなみにレーベル第二弾は、私も大好きなSC使い、morgan packerdの1stアルバム(映像DVD付き)ですよん。国内流通のお問い合わせはいつもおなじみp*dis(plop)さんまで。