コロンビア大学

hiyocom2005-04-02

今日は、ルークの授業の補講で、コロンビア大学のコンピューターミュージックセンターに行った。
ハーレムにあるぼろぼろの迷路のような建物。昔は工場だったそうで、今でも地下にはそのときのなごりの機械があるそう。昔の大きな電子音楽の機械や(パンチングマシーンのやつ)1960年代から今までのテープ、写真、楽譜、レコードのアーカイブ壊れたアナログ機材がたくさんあった
ルークは学部生のときに、大きな機械をいじってて
火をふかせて、大学中の電気がぶっとんだそうだ。
1996年ごろまではまだみんなテープを使ってて、
1990年代前半まではコンピューターはまだまだ遅かったそうで、
msp以後の世代の私には想像しかできなくて、
そんな10年ぐらい前のことがすごくヒストリカルなことに感じる。
学部時代、50代の先生がsupercolliderの登場に
「リアルタイム!」と興奮してた理由がわかった。
みんながラップトップにシフトしはじめてから、
アナログ機材は次第に使われなくなって、
スタジオは次第にコミュニティ的な要素を失って、
来る人の目的はいい音のスピーカーとヘッドフォンだけになったそう。