green building

ニューヨークにいるときgreen buildingがいろいろあったので、日本に帰ってきて誰も話題にしてなくてびっくりした。太陽発電を使ってるhabana outpostのようなカフェもないし。「技術力的にも文化的にもむしろ世界で率先して自然エネルギーを使ってそうなのに、どうして?」と素朴に驚いた。

調べてみたら、NYCでは2030年までにCO2を30%減らそうというPlaNYC2030が行われてた。電力も年間10%減らすことを目標に14項目をあげている。GreeNYCのページではかわいい小鳥が日常生活でできるアイディアをわかりやすく説明。そういえばロゴをちょくちょく見かけてたような。

このページを見て思い出したのは、NYCの電気の請求書にのってた「エコバルブは(電力量が少なくてすむので)お得です」というキャッチコピーを見て私も電球をかえたな、ということ。「エコな生活をしよう!」なんてどうでもいいやって思ってる人をも巻き込んでいくために、日常生活の中に工夫がされているわけです。

NYCのgreen buildingって例えばこんな感じ。オフィススペースからラグジャリーなマンションまでをてがけるgbNYC Real Estateのサイト。サステナブルかどうかがブランディングにも大きく関わってる。

エンパイアステートビルディングは改修計画で、エネルギー消費量を約40%カット予定。NYCのシンボルとしてモデルケースを示すため。

水道も電気もない砂漠の真ん中で1週間以上過ごすバーニングマン関連の人たちも、軽くてポータブルな建造物や発電システムに詳しかった。

電気がどうやってつくられてどういう仕組みで使われているのか。自分が当たり前だと思っていること以外にも、目を向けたい。