みんなの古本500冊

hiyocom2010-02-02

私も文章を寄稿した、「みんなの古本500冊 もっと」が、味わい深い色合いの中国の新聞紙に包まれて、京都の恵文社さんから届きました。今回、紹介してくれた青木隼人さんの文章が、申し合わせた訳でないのに偶然古本屋さんについてだったので、(私も古本じゃなくて古本屋さんのことをメインに書いた)ほっこりスマイルに。お出かけのお供にかばんにいれて、ちょこちょこ読みたくなるような本。昔の米国音楽の後ろの方のページ(中原昌也さんのかわいいものについての連載とか)をふと思い出したり。
「星や月をめぐる古書」みたいにドリーミーなチョイスから、高校時代に集めたビートたけしの本を段ボール一箱分もってる人のチョイスとか(横尾忠則の装丁がナイス)、旦那さんがいつも同じ本を買ってくるけど(家に6冊以上ある)理由がきけないでいる奥さんの文章とか、書き手の暮らしが滲み出ててクスッとしてしまうページまで、100人分それぞれの古本物語をほのぼの楽しめる一冊。