音楽のこと

大学の友達(ウェブ用の音の出るアプレットをつくってる)に「どうしたら音楽がつくれるの?」と質問されて、いろいろ考えてて、ふとどうして私はフィールドレコーディングとかPVNationでミューテイトしまくったノイズとか、サイン波よりはノイズに近くて、要素がたくさん混ざっている音をよく用いるのかな、と思って。それでまた考えてて。
例えば、物理世界の白い壁って、ミクロレベルのざらざらとか、匂いとか、表面にうっすらとついたほこりとか、音の反響具合とか、視覚以外のテクスチャーというか情報がたくさんつまっていて、その壁を写真やビデオに写したもの(=視覚情報)だけからでも人間というセンサーは視覚以外の情報をキャッチできる。でも、3Dソフトでなんにも考えずに形と色だけを再現した壁には、そういった情報が入っていない。(きっと、職人さんはそこまで考えて描くのだろうけど。)
それで、私は、聴覚以外の情報を音にとりこみたいんだな、となんとなく思ったりしました。まだ、考え途中。