到着後
まだ7月も終わっていないというのに、この暑さ&この日焼け度、どうしよう。今年もまた、シンガポール人にまちがえられたりするのだろうか。
ニューヨークに戻ってきて、数日たって、まだ日本にいたときみたいに、あんまり現実感がない。よく知ってる町なのに、旅人のような気分なのは、この街に到着したときと同じ真夏の空気の感触のせい?目的地につくまでアジア人を1人もみなかったりすることが、ものすごく自然でものすごく違和感を感じる。
東京にいるときいろんなお友達とニューヨーク話をして、気づいたのは、私の友達って海外に住んだ経験があったり年に何回も海外に行く人が多いなあってこと。だから、「留学なんてすごいですね」みたいなミーハー話にならないで、東京とニューヨークについての新しい視点に結びついたりする。それで、こっちに戻ってきて思ったのは、もしかしてニューヨークの方が東京より人があたたかくない?といういままで考えたことのなかったことだったりして。ニューヨークの人は意味なくほほえまないし個人主義だから最初は気づかなかったけど、東京とはくらべものにならないほどレディファーストは徹底されてるし街で困ってる人がいたら声かけてくれる率が高いような気がする。実際、日本に帰って一番最初の衝撃は、成田エクスプレスの中で見たおじさんのマナーの悪さだった。まあ、どっちもそれぞれ違う角度でいい面も悪い面もあるのだろうな。
アルバム、少しづつ進む。私の曲のつくり方って、半分ぐらいはサンプルの整理だったりマックがプロセスしてくれるのをまってる時間だったりする。昨日は半日、プロセッシング。かけごとのさいころを投げてるような作業で、10回中1回いい音ができたら万々歳。全体の方向性が決まったので、まずは1つ目の山越え成功というところ。