ラジオのライブ

今日は久しぶりに鉱石ラジオのライブで、本番まであと5時間ぐらい時間があるのでカフェでネット&事務作業。このあとまだまだ時間があるから、カウブックスで買った「花森安治の仕事」という本を読むと思う。
鉱石ラジオのライブは、いつも、現地でラジオシグナルチェックをするまで音がなるかすごい不安なのです。都心だとビルが電波をじゃましてたり、新しい建物だと壁が電波をシールドする素材だったりするので。今回は広い庭のある古い教会を改築したベニューなので大丈夫だろうと思ってたら、内装が全部黒塗り=アンテナがわりにつなぐ金属製のパイプや窓枠からシグナルがとれない、ということが判明してやや難航。結局、手すりを補修したときに黒く塗らないで銀色のままだったネジが、ラジオシグナルをばりばりキャッチしてたので、そこからアンテナをとることに。
ほんとセンシティブで微弱な電波しか拾わないから、逆に部屋の中を歩き回ると、思わぬ場所が電波のたまり場だったりして、楽しいこともあるのだけれど。乾電池なし&こんなんで音がなるのか!?というぐらい簡単なセッティング(ゲルマニウムダイオード2個&イヤホン&ワイヤー、とか)で音が聴こえると、いつもちょっとどきどきしてしまう。音が鳴るのが当たり前のラジオとは違って、昔ながらの不器用でかわいいやつ、という感じでしょうか。
これが終わると、毎月2個ジャンルの違うライブが続いた5ヶ月がようやく終わり。